明治半ばくらいにお面がブームになりました。 当時は、子供によって人気のある玩具でした。
主にお祭りなどでお面をつけて遊んでいたそうです。
木でお面を作ると、重くて堅い。 土ではなかなかお面を作ることができない。 よって紙でお面を作ることになったと言われています。 主に紙が余っている都市部で盛んに作られていました。
写真のお面は、太秦の広隆寺のお面です。 全国的にも珍しく、今ではほとんど残っていません。
戦後はセルロイドでお面が作られるようになり、紙製のお面は作られなくなりました。
しかし現在、お祭りにおいてきつねのお面を見かけるようになり、再び注目を浴び始めています。